肝臓内科・脂質代謝内科

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肝臓内科・脂質代謝内科

肝臓について


内臓の中で一番大きい臓器で、大人では約1000~1400g(体重の2.5%程度)の重さがあります。(目安として心臓が約250~350g。脳が1300g前後です。)
各臓器の重さ|大阪福島区玉川の内科クリニック

腹部の右上に位置して、ほぼ右肋骨にカバーされており、通常触れることはありませんが、慢性の炎症や腫瘍によって肝臓が腫れて触知できる場合があります。よく、診察時に右の肋骨の下を押すように触診するのは、肝臓や胆のうに異常がないかを診ています。
肝臓の触診|大阪福島区玉川の内科クリニック

肝臓の役割は、主に4つあり、人体の中の生産工場、処理施設、貯蔵庫、流通拠点の役目をしています。
肝臓の役割|大阪福島区玉川の内科クリニック

生産工場・貯蔵庫(栄養素の分解と、必要な成分の合成・貯蔵)肝臓では、物質の代謝が盛んに行なわれおり、人体最大の生産・処理工場としての役目を果たしています。タンパク質、糖、脂肪、ビタミンなど体に必要な成分を分解し、また生合成し、さらには貯蔵します。代表的な物質には、タンパク質のルブミン、糖分であるブドウ糖やグリコーゲン、脂肪のコレステロールや中性脂肪、また、赤血球に含まれるヘモグロビンがあります。
肝臓の処理機能|大阪福島区玉川の内科クリニック

処理施設(有害から無毒へ、薬を分解して排出・有効な成分に変える)肝臓は、私たちの体に有害な物質を無毒な物質へと変えます。さらに服用する薬を分解して胆汁中に排泄したり、有効な成分に変えたりします。この働きの際には肝臓に多く存在するグルタチオンというペプチドが大切な役割をしていす。

流通拠点
正常な肝臓は赤褐色調をしています。これは肝臓に血液が豊富にあるためで、心臓が送り出す血流の1/4相当が肝臓に流れます。
また、肝臓は特殊な臓器で2重の血行支配を受けています。他の臓器は動脈だけですが、肝臓は動脈以外に門脈という流入血管があります。
門脈は胃、小腸、大腸のような消化管と肝臓を結ぶ大きな低圧系の血管で、私たちが食べたり飲んだりした栄養分、お酒、薬などが、主としてこの門脈を介して肝臓に運ばれます。肝臓の中で門脈と動脈は合流し、類洞と呼ばれる毛細血管に分かれます。この場所で血液の中に入っている成分が肝細胞へと取り込まれます。上述したように肝臓は人体最大の生産・処理工場であり、私たちが生きてゆくために必要な成分を作ったり、貯蔵したりします。また、不要になったものを分解したり、排泄したりもします。肝細胞で生産・処理された成分は、肝静脈へと流れ込み、下大静脈~心臓を経由して全身へと運ばれます。また、一部の成分は肝細胞から毛細胆管を経由して、胆汁として胆管、胆のう、さらには十二指腸へと排泄されます。このように肝臓の果たす役割を機能させるために流通の拠点にもなっています。